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【シンガポール】マクドナルド、2カ国のFC権売却を発表

NNA 12月5日(月)1時57分配信
 米ファストフード大手マクドナルドは2日、シンガポールとマレーシアでのフランチャイズ(FC)権をサウジアラビアのライオンホーン(Lionhorn)に売却したと発表した。取引額は明らかにしていない。
 ライオンホーンは1日付で、シンガポールとマレーシアの計390店舗の所有権を引き継いだ。うち80%が直営店だったという。マクドナルドは米国などの主要市場と異なり、多くのアジア各国では主に直営で店舗を展開してきた。英市場調査会社ユーロモニターによると、昨年の両国での売上高はそれぞれ約4億米ドル(約454億円)に上る。
 ライオンホーンは、実業家のシェイク・ファハド氏とアブドゥルラーマン・アリレザ氏が率いる企業。両氏は過去20年間にわたってサウジアラビアでマクドナルドをFC展開してきた実績を持ち、現在は同国西部と南部で100店舗近くを運営している。
 マクドナルドは1979年にシンガポールに進出。当初は現地の実業家と合弁で事業展開していたが、2009年にシンガポール事業を完全傘下に収めた。昨年の同国のファストフード市場でのシェアは41.6%に達している。
 シンガポールとマレーシアでのFC権売却は、世界的な事業再建計画の一環。同社は昨年3月に就任したスティーブ・イースターブルック最高経営責任者(CEO)の下、18年末までに全世界のFC店の比率を従来の81%から90%に引き上げる方針を打ち出している。今年7月にはシンガポール拠点の広報担当者が報道を認める形で、両国のFC権売却に向けて複数企業と交渉に入っていることを明かしていた。

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