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【インド】コカコーラ、競争激化で収益悪化

NNA 1月25日(水)1時57分配信
 米コカ・コーラのインド法人の収益が悪化している。2015/16年度(15年4月〜16年3月)決算によると、100%出資子会社コカ・コーラ・インディアの純利益は前年度比6%減の47億3,800万ルピー(約79億円)、売上高は横ばいの175億7,000万ルピー。非炭酸飲料の台頭や他社との競争激化が、業績を圧迫している。
 15/16年度は、広告や販促費で63億9,000万ルピーを計上したことも収益の悪化要因となった。市場では、競合の米ペプシコが「トロピカーナ」を中心とした非炭酸飲料を強化。炭酸飲料「7アップ」も投入して攻勢を掛けている。
 コカ・コーラもスポーツ飲料「アクエリアス」の販売を始めるなど追い上げを図っている。今後は健康志向が高まっている消費者のニーズを取り込めるかが鍵になりそうだ。
 コカ・コーラ傘下のボトリング会社ボトリング・インベストメント・グループ(BIG)が出資する現地法人ヒンドゥスタン・コカ・コーラ・ビバレッジズ(HCCBPL)も15/16年度は収益が悪化した。売上高は8%増の851億4,000万ルピーだったものの、純利益は28%減の17億4,000万ルピーに低迷した。
 1年の売上全体の4割を占める4〜6月期に販売量が落ち込んだほか、特別費用を7億7,200万ルピー計上したことが響いた。
 HCCBPLは、インドで流通するコカ・コーラ商品全体の65%近くを生産している。同社担当者は物品税や付加価値税(VAT)の負担増も収益の圧迫要因と説明。「現在は生産体制の再編や、営業コストとサプライチェーンの改善を進めている」と述べた。

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