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【フィリピン】ヤクルト、比から中東5カ国へ輸出開始

NNA 3月23日(木)1時57分配信
 ヤクルト本社は、フィリピンから中東への輸出を開始した。現地法人フィリピン・ヤクルトが生産する乳酸菌飲料「ヤクルト」を週1回、飛行機でチルド(冷蔵)輸送する。ヤクルトが東南アジア各国に持つ生産拠点の中でも、チルド物流や中東への食品輸出のルートが整っているフィリピンからの輸出を決めた。日本国外での販売先は中東5カ国が加わり、37カ国・地域となる。
 19日にアラブ首長国連邦(UAE)で販売を開始し、26日からオマーン、バーレーン、カタール、クウェートでも発売する。販売価格は80ミリリットル5本入りで、約398〜468円。2017年度は中東で1日当たり1万2,500本の販売を目指す。
 商品はフィリピン工場で生産する。ヤクルトの広報担当者はNNAに対し、「中東へ輸出する場合、フィリピンからが最も効率よくチルド輸送ができると判断した」と説明した。フィリピンから他国への輸出は初めてだ。
 商品はラグナ州カランバの工場で生産し、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から空輸する。全行程で10度以下の状態を維持。UAEとオマーンに関しては、週1回のペースで出荷し、ドバイを経由して翌々日以降に店頭へ届けるルートが確定している。ほか3国のルートは調整中だ。
 ■比国内、1日244万本販売
 ヤクルトは、販売する国・地域で商品を生産することを基本姿勢としている。東南アジア主要6カ国では、それぞれに生産・販売拠点を持つ。中東5カ国は新規参入する市場のため、当面はフィリピンから商品を供給する。現時点では、中東での生産計画はないという。
 フィリピン・ヤクルトは1978年に設立した。スーパーマーケットやサリサリストア(小規模雑貨店)などに向け、「ヤクルト」と低カロリータイプの「ヤクルトライト」を1日当たり計244万本生産・販売している。

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