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【フィリピン】サンミゲル、越ビール大手の買収検討

NNA 4月4日(火)1時57分配信
 フィリピンの財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)は、ベトナムのビール最大手サイゴン・ビア・アルコール飲料総公社(サベコ)の買収を計画している。同国政府が実施する株式売却入札に単独で参加する方針だ。3日付マニラスタンダードが伝えた。
 SMCは3日、同日付マニラスタンダードの報道を大筋で事実と認めた。ラモン・アン社長は「ベトナム政府によるサベコ株(89.59%)放出入札に参加する方向で調整を進めている」とコメント。単独で応札し、既に入札に参加予定とされる日本のビール大手各社やタイの酒造最大手タイ・ビバレッジ、オランダのハイネケンなど世界の大手と落札を競う可能性を示唆した。
 サベコ株の売却額は推定で18億米ドル(約2,010億円)。現在は政府のほか、ハイネケンが5.4%を出資している。サベコの2016年純利益は2億500万米ドル。同社は昨年12月6日、ベトナムのホーチミン証券取引所(HOSE)に上場した。
 ベトナム政府はサベコに次ぐ業界大手、ハノイ・ビア・アルコール飲料総公社(ハベコ)の株式(4億404万米ドル相当)も売却する方向で検討しており、既に複数の海外大手が名乗りを上げているという。
 サンミゲルは今年の純利益目標を前年比2割増の約600億ペソ(約1,330億円)に設定している。

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