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【タイ】ミシュランガイド、12月にバンコク版発行

NNA 4月24日(月)1時57分配信
 フランスのタイヤ大手ミシュランとタイ国政府観光庁(TAT)は21日、12月にレストランやホテルの格付け本「ミシュランガイド・バンコク2018」を発行すると発表した。東南アジアでは、シンガポールに次ぐ2カ国目。TATは世界的に人気の高いストリートフードなどの食文化をアピールし、観光業の活性化につなげる狙い。
 ミシュランとTATは、共同事業として5年間にわたり毎年ミシュランガイドを発行する。投資額は410万米ドル(約4億5,000万円)で、双方が資金を拠出する。今年は90万米ドルを調査費用などに充てる計画で、現在はタイ料理の専門家であるタイ人や外国人ら複数の覆面調査員による審査を行っている段階。ミシュランガイドではバンコクの高級レストランからストリートフードまでさまざまな種類の食を網羅する見通し。審査の基準は◇素材の質◇調理技術の高さと味付けの完成度◇独創性◇コストパフォーマンス◇常に安定した料理全体の一貫性??の5つ。バンコク版はミシュランガイドで29番目のセレクションとなる。
 TATのユタサック長官は「質の高い観光客を呼び込み、滞在中の食費拡大につなげる」と意欲を示した。ミシュランガイドの発行で、観光客の1日当たりの食費は現行の平均1,000バーツ(約3,200円)から10〜15%増加すると見込む。事業者がガイドブックへの掲載を目指すことで、食やサービスの質向上も期待できるとしている。2年目からはバンコクだけでなく、南部プーケットや北部チェンマイでの調査も視野に入れる。
 ■「ストリートフードは不可欠」
 コプカン観光・スポーツ相は、先にバンコク首都庁(BMA)が路上で営業する屋台の飲食店を一掃する方針を示した件に対し、「あくまでも違法な場所で営業する屋台の一掃を進める」と説明。「ストリートフードはタイ人にとってなくてはならないもの」と話し、全ての屋台を撤去する考えはないと強調した。
 21日付ネーションによると、バンコク知事の主席アドバイザーを務めるワンロップ氏は、BMAがバックパッカーの聖地として有名なカオサン通り、中華街のヤワラート通りで運営する立ち退きの対象だった屋台の事業者に対し、定められた時間内での営業を認める方針を明らかにした。

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