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【香港】スワイヤ、本土のボトリング事業拡大

NNA 10月4日(水)1時57分配信
 香港上場の英系コングロマリット、スワイヤ・パシフィック(太古控股)の飲料子会社である太古飲料控股は、中国本土でのボトリング事業エリアを拡大する。中国食品最大手の中糧集団(コフコ)傘下の中国食品と進めてきた「コカ・コーラ」ボトリング事業権益の整理作業が今年7月に完了し、太古飲料は華南エリア、中国食品は華北エリアを主力に事業展開する体制が整った。3日付星島日報、明報が伝えた。
 太古飲料の本土でのボトリング事業は以前の7省・自治区・直轄市から12省・自治区・直轄市へと拡大。本土の人口のおよそ半分を占める6億5,000万人を抱える市場をカバーすることになった。生産工場の数も11カ所から18カ所に増えた。
 同社中国部門の蘇薇・執行取締役は、「事業拡大によって販売量は2015年比で5割以上増え、生産ライン数は現在の51本から84本へと増加する」との見通しを示した。
 太古飲料の事業エリアに加えられた海南省では、工場の拡張を予定。現在は2本のラインを持つが、ライン増設に向けて省政府と既に接触を図ったという。中国最南端に位置する海南省は、気温が高く、コカ・コーラ製品の1人当たり平均消費は年間90杯と、本土全体の平均の2倍に達する。
 一方、蘇氏は、事業統合期に新工場の管理システムを改良しなければならないほか、雲南省の工場を移転させるなどの特別コストが発生すると説明。これらの費用は今年から2019年初めにかけて発生し、業績に短期的に影響するものの、長期的にみれば業務効率の向上につながると強調した。
 コカ・コーラは昨年、本土のボトリング事業をスワイヤと中糧集団の2社に売却することを決定。2社傘下の太古飲料と中国食品はコカ・コーラの本土ボトリング事業の資産分配・整理に着手していた。

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