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【韓国】味の素、農心と合弁工場設立

NNA 12月22日(金)1時57分配信
 味の素(東京都中央区)は21日、韓国の大手食品メーカー、農心と粉末スープの生産会社を京畿道平沢市に合弁で設立すると発表した。海外で展開するスープブランド「VONO(ヴォーノ)」を生産する。来年1月に設立し、2019年9月から韓国国内に供給を開始する。味の素が食品分野で韓国に生産拠点を構えるのは初めてとなる。
 合弁会社「味の素農心フーズ」の資本金は130億ウォン(約13億6,000万円)で、出資比率は味の素が51%、農心が49%。VONOはこれまで日本で生産し、農心に韓国での販売を委託してきた。現地拠点を設け、為替の影響軽減とコスト削減を図る。
 韓国の粉末スープ市場の規模は約580億ウォン。14年から2年間の成長率は年7%と需要は底堅い。一人暮らし世帯や女性の社会進出の増加を背景に食品の簡便化志向が高まる中、味の素の生産技術力と農心の販売力を組み合わせて拡大するニーズを取り込む考えだ。
 味の素は韓国での合弁設立を機に、粉末スープの品種拡大や粉末ソースの投入など事業の多角化を図り、2022年度のコンシューマー食品事業の売上高を16年度比で2.5倍以上の50億円を目指す。
 味の素は韓国に1983年にソウル事務所を開設。2003年に加工食品企業や外食向けを中心に調味料の販売促進や技術サポートを行う韓国法人を設立している。

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